初恋は、君の涙に溶けていく

恋愛(ピュア)

神崎遠/著
初恋は、君の涙に溶けていく
作品番号
1656943
最終更新
2022/08/18
総文字数
20,413
ページ数
35ページ
ステータス
未完結
PV数
500
いいね数
0

私の初めての恋のこと。
あの冬の日の終わりにした初めての告白。
それはきっと私の人生で一番大切な記憶だ。

大人になって何年の時が過ぎたとしても
決して色褪せない記憶の宝物。

あの日、八尋に振られて悲しかったことも。
それでも八尋が優しかったことも。
私が泣いたことも……。
あの日の思い出の全部が私の初恋の証だから。

迷子になったら何度でもあの日に戻ればいい。
あの日のことを思い出して、
心の中で何が一番大切なのかを思い出すんだ。

『私は八尋が好き』

たとえ悲しいことがあったとしても。
信じられなくて、迷ったとしても。
その気持ちが、きっと私達を守ってくれるから。



~初恋は、君の涙に溶けていく~








あらすじ
中学三年生の冬。
七瀬七花は幼馴染みの藤井八尋に告白して失恋する。
「好きな人がいるんだ」
そう告げられて一度は諦めたが、八尋への想いを断ち切れない七花は八尋と同じ高校に進学した。
高校で七花は、告白以来気まずくなった八尋との関係を少しずつ修復して心を通わせていく。
そしてある日、知ってしまった。
八尋が七花の告白を断った本当の理由。
ずっと八尋の心をとらえている遠い過去に起きた事故のことを。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop