「どうなんでしょう(笑)

躾てって言われました

真由は亮介さんのお世話係になるんですか?」

「いや?、そんな、今までの彼女にもそんなお世話とかされたことないよ」

亮介さんは少し考えている

いったい何人の人とつきあってきたんだろう……

きっとスマートに付き合ってきたんだろうな

亮介さんも素が出せてなくお付き合いをしてきたのかも

「金曜日みたいに吐くような飲み方はもうしない…

真由、お願いします」


亮介はもう一度土下座をした

「こちらこそお願いします」

「やった〜」

嬉しくて真由香に飛びついた

「痛いですって(笑)」

「ごめん!、忘れてた」

「もう、そういうところ天然です

ギャップありすぎで年上なのにほっとけない……

でも実は真由も最初に会った時にカッコイイと思いました」

真由香は両手で顔を覆った

恥ずかしい……言っちゃった

「僕も美人だなって思ったよ、まーゆ、ちゅっ」

亮介さんは顔にあてていた手にキスをしてくれた


暫く座っていたから横になる事に

ソファーに亮介の膝枕で真由香は横になっていた

「真由って休みの時って何してたんだろ、亮介さんは?」

「僕はそうだな、掃除したり、公園行って走ったり、料理以外の家事は結構してる

来週はサッカーだし練習も参加するかな

これからの時期はほぼサッカー部員なんだよ」

「あのー、聞いていいですか?」

「何?」

「サッカー部、1度入ってて辞めたって言ってましたよね

それなのに助っ人ってやっぱり気になって……」