「亮介さん、呑んでますか?」

テーブルにはピッチャーが置かれていた

「あぁ、真由香ちゃん、迷わず来れた?」

「なんとか…電車に初めて1人で乗りました」

「やっぱり、ついてあげればよかったかな」

「大丈夫ですよー、子供扱いしないで下さい」

隣にいた正臣さんにもお酌する

「どうぞ」

「ありがとう、真由香ちゃんてスポーツ何でも出来るんだね」

「ありがとうございます、体育は今まで全部5でした」

亮介が呑むとまたすぐついでいく

亮介さんはコップを全部空けてくれてつがせてくれる

強いのかな〜なんて思ったりして

2人にはピッチャーがなくなるくらい結構ついだ

「お二人共強いんですね」

「僕はそうでも……正臣が強いからついでやって」

「まあ、潰れたことはないかな」

正臣は一気にコップを空けた

真由香はお〜と拍手をしていた

亮介も負けじと一気に呑んだ

真由香はまた拍手をした


「亮介、無理はするなよ」

「今日は家から近いし大丈夫」

少し目がとろーんとしていたけど笑顔だった

「真由香ちゃんは部活は何をやってたの?」

正臣さんに質問された

「え〜っと小学生でバレー、中学はテニスで、高校はハンドボールでした」

「ほんとに色々だね

それなら1つを極めてもよかった気もするけどね」

正臣さんの言う通りなのだ

「バレー1本でいくか迷ったんですけどもう小学生から体育教師になりたかったので色々できた方がと思ったんです

お2人は主に何を?」