公園の駐車場に止めて、話した。
「あのさ、杏奈ちゃん。」
「はい。」
「単刀直入に言うね。」
「俺と、結婚してください。」

『一瞬、時が止まった。何?何?意味わかんない。』

「え?結婚?」
「そう。結婚して欲しい。」
「いや、冗談ですか?」
「冗談じゃないよ。本気。」
「え?いや、今日初対面で。」
「結婚に時間なんて関係ない。
 俺は、今までのメッセージ・LINE・電話で好きになり始めた。今日、会って、結婚したいって思った。」
「え?私に?」
「そう。」