次の日、学校で瑠璃子は正直に話すことにした。

「おはよう、琢磨。ちょっと話があるんだけど」

「おはよう。話って何だ?」

 瑠璃子は家にあった紙の事を話した。

「そうか。でも、最後の部分が違うな」

「誰かが真似たんじゃないかしら?」

「そうだろうな」

 瑠璃子はうつむいてしまう。琢磨は瑠璃子の乳首をつついた。

「ん。なにするのよ!」

「いや、暗かったから励まそうかと……」

「だからって、エッチなことするのは……」

 クラスのみんなが二人を見る。

「何でもないわよ!」

 みんなはまた視線を戻す。

「ちょっと気を付けてよ!」

「大声出したのはそっちだろ?」


「何よ」

「ごめん。やり過ぎた」

「ふぅ。席に着きましょう」