影の存在

キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン

「あれ・・・」

外の風景を見ていると、
日が暮れて夜になりそうな
感じだった

「寝ちゃったんだ私」

当然のこと、部活は終わっている

「帰らないと、やばいよね・・・」

慌てて、首にマフラーを巻き
鞄を持って、教室を出ようとした

けれど・・・、
前の教室のドアにもたれかかって
いる人物を見て

心臓が、ドキッとした














「こ・・・功季君??・・・」