あと2日間、休みがあった。
 友達でもあり、同僚に話をした。
名前は、寺下千佳(ちか)と、
 松永誠也(せいや)。

「連絡先ぐらい聞けよ。バカだなぁ。」
「だよね。私もそう思う。」
「でもさあ、会って2日でやったんでしょ?
そんな軽い人だから、そこで終わったほうがいいんじゃない?」
「それ、私に言ってる?」
「あは、そうだな。」

『あー、もう会えないと思うと、すごく残念。でも、2人の言う通り。そういうのは、その日限りがいいんだよ。』
そう思うようにした。