私はポカーンとバカみたいにその光景を眺めることしかできない。
………この人たち、誰?
そんな疑問が頭の中をぐるぐるとまわる。
朝からいろいろありすぎてパンクしそう。
「あ、朝陽?これ、どういう状況?」
とりあえず私は朝陽と茶髪の男子を引き剥がして何とか事情を聞こうと試みる。
クラスメイトの視線が気になるけど気にしてられない。
「あー、心美にはまだ話してなかったな。簡単にいうとこいつらは俺の仲間だ」
「なか、ま?」
ざっくりとした説明で思わずオウム返しをしてしまう。改めて周りを見てみるとイケメンだらけのこの空間。
この人たちが朝陽の仲間って………もしかして暴走族関係の人!?
「そう、仲間。心美に説明したいが、ここじゃなんだしな………」
朝陽はぐるりと辺りを見渡し、考える仕草をしている。
「なら俺らのたまり場で説明すればいいじゃん。俺も事情を聞きたいしな」



