「んー、今日はずっと心美の隣にいたいから?」


「え、なんで疑問形?」



そんなことを言われて嬉しいと思ったけど直球すぎて1回では受け止めきれなかった。実は私も一緒に寝たいんだけど………自分の口から言うのはものすごく恥ずかしい!


赤くなっていく顔を隠しながらベッドに座る。


すると朝陽も同じようにベッドに座り、じーっと私を見つめてくる。


………そんなに見つめないでよー。


俯きたくなったけどそれを我慢して朝陽の顔を見た。



「まぁ、心美が嫌じゃなければだけど……」



私の心の中を読み取ったのか遠慮がちに口を開く。その言い方にキュンと胸が反応した。



「い、嫌じゃ、ない……よ?私も一緒に寝たい……」



だから私はそれに答えたくて思い切って言ってみた。



「本当か!?やった!」



そ、そんなに喜ぶとは思わなかった………。私の返事を聞いてガッツポーズをする朝陽を見て笑う。