「朝陽、あのね………」
「「「キャー!」」」
朝陽に告白しようと口を開いた時、他の生徒の叫び声にかき消された。
何事?
と驚いて後ろを振り向いてみればキャンプファイヤーに火がともっていてメラメラと勢いよく燃えている。
それがものすごく綺麗で。
思わず見とれてしまった。
「綺麗だな」
「………だね」
しばらく2人で見つめる。キャンプファイヤーの周りを踊ったりしている生徒を見て、ああ、文化祭が終わるんだなと改めてそう感じた。
「朝陽………いつも私を守ってくれてありがとうね」
「あ?なんだよ、急に」
「急じゃないよ。ずっと伝えたかったの」
あの日………朝陽に助けられた日から私の生活はガラリと変わった。2人で暮らすようになってからはいつも朝陽にドキドキさせられっぱないしで。
だけどそれが心地よくて。
2人でいることになれてしまった。



