幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜


「あ、朝陽!お疲れ様!」


「お、おう。お疲れ様」



それだけ言うと今度はじーっと私を見てくる。その熱っぽい視線にドキドキしながらも私も朝陽を見た。



「ど、どうしたの?」


「いや、なんか髪型変わった?それに、メガネもかけてねーし」


「………っ、これね、桃菜ちゃんにしてもらったの。へ、変だったかな?」



暗がりでもわかる。朝陽が私のことを見ているんだって。


六時に近いせいか、グラウンドには生徒が集まり始めていてザワザワと騒がしくなる。


だけど私がいるのは中庭の方だから人はあまりいない。



「めちゃくちゃ似合ってるよ。可愛いな」



そう言うとサイドにある髪をすくう。サラッと落ちていく髪は暖かかった。


ードキッ。



「あ、ありがとう………」


「ん」



なんだか照れくさくなり、顔を下に向ける。だけど私にはやらなくてはいけないことがあるのですぐに顔をあげた。