え、私………今何されようとした??
目の前で繰り広げられるじゃれ合い(?)は見ているけどそれどころじゃない。
い、今………朝陽、私にキスしようとした!?
「心美ちゃん!大丈夫?ちょっと、朝陽くん、心美ちゃんに謝んなさいよ!」
そこに桃菜ちゃんも参戦した。
何かを察したらしい桃菜ちゃんは何故か朝陽を叱っている。もしかして、私が怖がってると思ったの?
「はぁ?なんで俺が謝んなきゃなんねぇんだよ。意味わかんねー」
「そりゃ、乙女心を傷つけたことに対して謝んなよ。心美ちゃんの気持ちも考えずに………この、キス魔!」
「桃菜、落ち着け。藤原さん、大丈夫?」
この騒ぎに教室にいたSkyblueのメンバーが集まる。修羅場と化したこの空間は、騒がしい。
フリーズしていたけどその光景を見て、はっと我に返る。私、何してるんだろ。
「だ、いじょうぶ………ちょっとトイレ行ってくる!」



