ち、近っ、近いよ!
ここが教室だということも忘れて心臓はバクハツ寸前状態。
さ、酸欠で倒れそう!
「いつだって心美の変化に気づくんだよ」
「…………」
にやりと意地悪く笑うと、顔をさらに近づけて……、くちびるが触れそうになる。
こ、これはっ!
キスされる!に、逃げなきゃ!
と、思うけど私の体は動いてくれない。それは朝陽のキスが嫌だと思ってないから。
席が隅っこなおかげかクラスメイトはあまりこちらを見ていない。みんな楽しそうに作業をしている。
………いいのかな。
このままキスして。
私はそっと目を閉じて、朝陽からのキスを待った……。
「あー、朝陽くん、心美ちゃんに何をしようとしてるの!ここ、教室だよ!」
「いってぇ!渉!何すんだよ!」
キスされる寸前で………渉くんが朝陽にお決まりの一撃を与えた。
私はびっくりしたのと恥ずかしいのとでフリーズ状態。



