私を安心させるように何度も何度もキスをする。


最初は抵抗していたものの、キスをされている間に私は朝陽に身を任せていた。


朝陽にキスされると安心する。


好きな人からキスをされて嫌な人はいますか?


私は………いけないとわかっていても嬉しいって思ってしまう。


誰か………この想いを、止めて……。



「ん、はぁ。朝陽………何でもない」


「なんだ?」



完全にキャパを超えた私はどさくさに紛れて好きと言ってしまおうかと思ったけど。


ちゃんとした言葉で言いたい。


私は朝陽のことが好きなんだと。


でも、もう少しだけ………このままでいさせてください。



「今日は一緒に寝るか?」


「…………うん」



今夜は朝陽と一緒に寝たいと思った。


その後、朝陽はお風呂に入って寝る準備だけをしたら今日は一緒のベットに入って眠る。


朝陽の腕の中は暖かくて、安心できる。



「おやすみなさい」



そう言って、眠りについた。