甘くてとろける、そんなキスを。


パジャマ姿になった私と優太。


それは毎日のことだけど……いつもドキドキしてしまう。


だって……



「美奈、こっちにおいで。そんな離れてたら俺が寂しいよ」


「…………はい」



私を見つめる優太の目が………捨てられた子犬のように見えていつも言うことを聞いてしまう。


いつもベッドの中に誘ったり、キスしたり。


同居するって……こんなにも楽しいんだ。



「はぁ。やっぱりこれが一番落ち着く」


「優太……苦しい」



優太は私をそっと抱きしめると力を込めて逃げないように閉じ込めてしまった。


や、やばい。


ドキドキが、止まらない!



「優太……大好き」


「ん、俺も」



たまらず好き、と伝えれば少し離れて……私を見つめる。


かと思ったら顔を近づけて私のくちびるに優太のぬくもりを落としていく。


最初は触れるだけのキスだったけどだんだん激しくなっていって、部屋の中にはリップ音が響き渡る。