「渚。お酒飲みたい。」
「はい。何にしますか?」
「シャンパン。」

『やっぱり、寂しいんだ。』

「はい。」
「渚も飲まないか?」
「いいんですか?」
「1人で飲んでもつまらない。」
「じゃあ、つまみ持ってきますね。」
チーズや生ハムなどを机に置いた。

「乾杯。」
「乾杯。」
「そうだ。渚にプレゼントがあったんだ。」
「え?」
「今日、誕生日だろ?」
「知ってたんですか?」
「履歴書見た。」
「あー。ありがとうございます。」