「え?」
キスをされた。以前よりも激しく、舌まで入ってきた。
「うっ。」
「感じてるの?」
「あぁ。」
「やらしい声。」
翔さんはキスをやめた。
「蓮と仲良くすると、もっとするから。俺が、主人だから。」
翔さんの強く太い声を初めて聞いた。
 でも、翔さんに激しくキスされても嫌じゃなかった。
 むしろ、気持ちよかった。キスだけで溶けてしまいそうだった。

 蓮さんがお風呂から上がり、翔さん、私の順番で入った。