(完)28歳の恋愛事情

あ〜あ〜あ〜……



ほんといいのかな?





こんなことになっちゃって。





わたしの気持ちをこんな風にさせたのは間違いなく残業のせい。





あの残業が一気に疲れを運んできて、気持ちを脆くさせたんだ。





だから、5歳も下の後輩の家に、それも手料理食べに……はぁ。







「ここです」





立ち止まるなりそう言った礼央君の前には4階建てのアパートが。




ここって確か……





やっぱり間違いない。





「茉希先輩?」