(完)28歳の恋愛事情

側までやって来た礼央君に顔を上げる。




この距離感久々…っ。





「結婚…て言えば俺が引くとでも思ったんでしょ?」




「えっ、なんで…?」




「バレバレです。それに俺、茉希先輩と結婚する気満々で交際申し込んでたので。いつでも結婚できますよ?」




「…なにそれ………そんなの…すぐにしたいに決まってんじゃん」




「じゃ結婚しましょ。一生大事にします」






そう言うと、優しく抱きしめられた。




その優しさや、胸の温もりに涙がこぼれる。





好きの感情がだだ漏れ中…。