「ねっ!行こ!?」





お昼休みに入り、愛子が寄ってきたと思えば……




「でも愛子、彼氏いるじゃん」




「わたしのことはいいのっ。毎日輝きがない茉希のこと見てたら可哀想になってきちゃってさ…」





「っ…輝き…そんなの前からないけど(小声)」






輝きがないわたしを見兼ねて合コンをしてくれるらしい。




愛子、彼氏いるのにね。




わたしのことはいいのに。





まだ礼央君のことを引きずるわたしに合コンは早いし、恋愛する気にもなれない。