それから数日が経ったある日の夕方…
礼央君のお姉さんのユキさんから連絡があった。
『朝方、母が亡くなった』と。
それを聞いた時、なにかの冗談かと思ってしまった。
だって、前日の夕方…
仕事終わって会いに行った時、いつも通りに笑って話してくれていたから。
…なのに……もう、あの笑顔を見ることはできないの?声を聞くことも…。
"死"というものは、呆気ないと思った。
礼央君の母親と会って、2ヶ月も経っていないけど、その期間以上の思い出ができたことは確か。
礼央君のお姉さんのユキさんから連絡があった。
『朝方、母が亡くなった』と。
それを聞いた時、なにかの冗談かと思ってしまった。
だって、前日の夕方…
仕事終わって会いに行った時、いつも通りに笑って話してくれていたから。
…なのに……もう、あの笑顔を見ることはできないの?声を聞くことも…。
"死"というものは、呆気ないと思った。
礼央君の母親と会って、2ヶ月も経っていないけど、その期間以上の思い出ができたことは確か。