(完)28歳の恋愛事情

優と別れて、全く行かなくなったんだよね。




それがまさか行くことになるとは…それも優と。





聞くと、ダンボールを捨てに行った帰りだったらしく、ドアの前で緊張するわたしを陰から見ていたんだとか。





もっと早めに声かけてくれればいいのにっ。





「懐かしいな〜。この道、よく歩いたよな」




「そうだね。いつもくだらない話ししてた」




「あの頃はそれが楽しかったから」




「だね。ほーんと。楽しかったな〜…」





あの頃に戻りたい…とたまに思う時があるくらい。




それほどあの頃の記憶は濃い。