(完)28歳の恋愛事情

そして迎えた土曜日…



礼央君のお母さんのところに行った足で、優の部屋へと向かった。






「っ……っふぅ…」




「なーに緊張してんの?」





深呼吸をし、チャイムを押そうとした時、優の声が聞こえた。





「昼飯食った?まだならラーメン屋行かない?」




「ラーメン屋…ってあのラーメン屋?」




「そ。あのラーメン屋」




「行くっ」





"あのラーメン屋"とは、付き合っていた頃によく通ったラーメン屋のことで、そこの店主と仲良くなるほどだった。