(完)28歳の恋愛事情

礼央君に言われた言葉が忘れられない。




……っはぁ……なにしてんだろ。








それから数日が経った日のこと、わたしはまたここに来ていた。




「茉希さん。毎日来なくていいのよ?あなたも忙しいでしょ?」




「いえ…来させてください。あんなこと言っておきながら……無責任ですよね。すみません」





そんなわたしに礼央君のお母さんは優しく微笑んでくれていた。






礼央君と別れたことは言えていない…というより言うつもりはない。




この場に礼央君を連れて来られない代わりに、わたしが毎日通うようになった。