(完)28歳の恋愛事情

アパートに着き、着替えを済ませたと同時にスーツ姿の礼央君が。





「茉希先輩のほうから会いたいとか珍しいですね?なにかあったんですか?」





っ…鋭いな。





「別になにもないよ?」




「…怪しい。なんか隠してます?」




「か、隠してないよっ」





怪しげな瞳を向けられドキッとする。






とりあえずなにか食べよう!




食べながらそれとなく話しを持っていこう。





適当にデリバリーを頼み、それを待っている間も礼央君がしつこい。