(完)28歳の恋愛事情

その会議が伸びに伸びて、会社を出る頃には20時を回っていた。





夕飯なに食べようかな〜?





なんて考えながら歩いていると、見覚えのあるシルエットが目に入ってきた。






…礼央君だ。





モデル並みのスタイルが際立っている。




その隣には見知らぬ女性も見える。






2人は笑い合いながら、自分たちの世界に入り込んでいるように見えた。





ほらやっぱり…





わたし、からかわれてたんだ。





だって隣の子…明らかに若いんだもん。




あれが普通なんだよね。