(完)28歳の恋愛事情

コーヒー代は今日のお礼と言われ、お姉さんが払ってくれ、その場で解散となった。





アパートに戻り、受け取ったメモ用紙に目を移す。





ここの病院、割と近いんだよね。




それも会社からとなると結構近い。




多分歩いて10分もしないはず。





…明日、行ってみようかな。




余命宣告されてる以上、早めに行動しないと。





そんな思いを胸に次の日、少し早めに会社を出て病院へとやってきた。





エレベーターに乗り込むと、一気に緊張が。