それからは、怪我をしたこともあり、キッチンに立つことを許してもらえず、結局礼央君の手料理を食べることに。




誘っといてこんなことに…ほんとに申し訳ない。






そのまま泊まっていくのかと思えば、普通に帰って行った。




…今日はキスもなかった…。





……少し引かれた、のかも。




ここまで酷い女とも思ってなかっただろうし…引かれて当たり前なんだけど。





「料理上手になりたい…」





この際だし、思い切って料理教室習おうかな。




花嫁修業も兼ねて。





そんなことを考えながら眠りについた。