(完)28歳の恋愛事情

「今度はわたしが手料理振る舞うね!」





と。



ハッとした時にはすでに遅く、礼央君の瞳がキラキラしていた。






「なに作ってくれるんだろ?楽しみにしてますね」




「ま、任せてっ」





この日は礼央君に送ってもらわず、1人で帰った。




あ、そういえば、礼央君のこと愛子にバレたんだった。






きっと明日は質問攻めだろうな〜。