「次はなに考えてるんですか?」
料理を運んできた礼央君が疑うような瞳を向けてきた。
「……疑ったりしてごめんね?」
「信用してくれるんですか?」
「…わたしね、別に礼央君になら都合よく扱われてもいいって思ったんだよね」
「……そんな軽い女にならないでください……茉希先輩、俺の彼女じゃもったいないんですよ?高嶺の花、なので」
どこか一点を見つめたままそう言った礼央君に胸が痛む。
「高嶺の花なんかじゃないよ。それに、もったいないって思ってるのはわたしのほうだから。かっこよくて、仕事ができて成績トップ。あと料理も上手!わたしなんてなんにもできないんだよ?」
礼央君と比べれば、わたしなんて……、___
料理を運んできた礼央君が疑うような瞳を向けてきた。
「……疑ったりしてごめんね?」
「信用してくれるんですか?」
「…わたしね、別に礼央君になら都合よく扱われてもいいって思ったんだよね」
「……そんな軽い女にならないでください……茉希先輩、俺の彼女じゃもったいないんですよ?高嶺の花、なので」
どこか一点を見つめたままそう言った礼央君に胸が痛む。
「高嶺の花なんかじゃないよ。それに、もったいないって思ってるのはわたしのほうだから。かっこよくて、仕事ができて成績トップ。あと料理も上手!わたしなんてなんにもできないんだよ?」
礼央君と比べれば、わたしなんて……、___



