「……やっぱりやーめた」
「え…?」
ソファに座り直す礼央君に拍子抜けする。
「キスも、それ以上のこともしません」
「な、なんで?」
「…ここで抱くと、負けなような気がして」
「負け…」
「別に俺、茉希先輩とヤりたくて付き合ったわけじゃないので。そういうのなくてもいいかな、って」
「っ……」
「俺の気持ちが本気って信用してもらえるように頑張りますね」
そう言うと、キッチンへと姿を消した。
「え…?」
ソファに座り直す礼央君に拍子抜けする。
「キスも、それ以上のこともしません」
「な、なんで?」
「…ここで抱くと、負けなような気がして」
「負け…」
「別に俺、茉希先輩とヤりたくて付き合ったわけじゃないので。そういうのなくてもいいかな、って」
「っ……」
「俺の気持ちが本気って信用してもらえるように頑張りますね」
そう言うと、キッチンへと姿を消した。



