このタイミングで!?
「やっぱり抱いたほうが一番気持ち伝わると思いますし」
「っ……」
それはどうだろう…?
なんて思う反面、礼央君を求めている自分もいたり…。
ややこしいな、わたしの気持ち。
礼央君は側まで来ると、以前と同じように親指でわたしの唇をなぞった。
「茉希先輩の唇、さくらんぼみたい」
さ、さくらんぼ…?
そんなこと初めて言われた。
「やっぱり抱いたほうが一番気持ち伝わると思いますし」
「っ……」
それはどうだろう…?
なんて思う反面、礼央君を求めている自分もいたり…。
ややこしいな、わたしの気持ち。
礼央君は側まで来ると、以前と同じように親指でわたしの唇をなぞった。
「茉希先輩の唇、さくらんぼみたい」
さ、さくらんぼ…?
そんなこと初めて言われた。



