礼央君が帰り、テーブル下に眠る写真たちを取り出し1枚1枚見ていく。





「っ…これも見ちゃったのかな…」




数枚目に出てきたのは、優とのキスショット……



今ではこんなの絶対撮れないけど、この頃はとにかく若かった。





平気でなんでもできてしまっていたのが恐ろしい。





うわ〜でも懐かしい。




わたしの顔から"好き"がだだ漏れしてる。




……本当に好きだったもんな〜。





当時、優との結婚しか考えられなかったことを思い出すと、今では変な汗が出てくる。