(完)28歳の恋愛事情

強引さの中に優しさが混じったような…



そんなキス…。





応えることに必死になっていると、お姫様抱っこというものをされ、あっという間にベッドの上。




上から覆いかぶさるこの体勢…




この前と同じ。





あの時は途中でやめてくれたけど、今日は多分このまま最後まで…。




そんなことを考えているうちにも、礼央君の手は器用にボタンを外していく。





「今日の下着、赤なんだ?この前は黒だった」




「い、言わなくていいから」




「…今の茉希先輩、色気やばい…いっとき鑑賞してもいいですか?」




「っ…恥ずかしいからやめてっ」