寝室から出て行った礼央君の背中が、なにを考えていたのかわからなかった。




あれは本音…?




本当に行ってもいいの?




なにも思わないってこと?…





あ〜全然わかんないよ〜男心!!



それも5歳も年下となると余計。




でも、礼央君をあんな風にさせたのはわたし。




わたしがちゃんと断らないから。





ごめんね礼央君…こんな彼女で。





それから数日、礼央君と会うこともなければ、連絡を取ることもなかった。