(完)28歳の恋愛事情

「で、教えちゃった!」



「教えた!?勝手に!?なんでっ?」





もう〜なにしてくれてんの〜!?!?




愛子ぉ〜…。




「だって瀬戸さん必死なんだもん!何回も頭下げられたんだよ?悪いようにはしない、って約束までしてくれたしさ」




「だからって勝手に教えるのはよくないでしょ」




「…じゃ逆になんで瀬戸さんはダメなの?年上で優しくてイケメンで、お金にも余裕ある人だよ?茉希の理想に合ってないの?」




「…そういうわけじゃないけど…」




「じゃ問題なくない?ね、茉希。もうわたしたちに相手を選ぶ権利なんてないんだよ?これが最後かもしれないんだからさ。出会いは大事にしないと」





っ…それ、愛子には言われたくないんだけど。