(完)28歳の恋愛事情

気合いを入れ、オフィスに向かうと、一番に奈帆が声をかけてきた。





「一昨日はお疲れ」




「お疲れ。無事に帰れた?旦那さん怒らなかった?」




「旦那は怒ったりしないから平気。むしろもっと飲んできても、的なこと言われたくらい」




「奈帆の旦那さん、ほんと最高だよね。羨ましい〜。わたしもそんな人と結婚したい」




「茉希にだっているじゃん。最高のイケメン彼氏」




「…だね…」





最高のイケメン彼氏か〜…




なんだかわたしには荷が重すぎる存在になりつつあるかも。





それに、礼央君と恋愛はできても、結婚までは無理だと思うな〜。