(完)28歳の恋愛事情

それからその日はその後も礼央君から着信が入ったけど出ずに終わり、次の日には普通に出勤した。






まではよかったんだけど…




「茉希先輩、」





1階のホールで見事に待ち伏せをされていた。




「っ…礼央君。おはよ」




「…おはようございます」




「あ、昨日の電話ごめんね?起きたの夜でさ…」





なんて嘘、平気でつけてしまうから怖い。




「いえ。それよりちょっと話せますか?」




「…ごめんっ。朝一から立て込んでるんだよね。また今度でもいい?」




「…わかりました。じゃまた連絡します」