それから、裕一さんと真剣な交際が始まった。
 一緒に食事したり、出かけたり、裕一さんの家でまったり過ごしたりした。

 裕一さんの家に行くと、いつも料理を作ってくれてた。
「今度は私が作りますね。」
「いいよ。好きなんだ。」
「でも・・・。」
「琴音がいるだけで十分。」
「ありがとうございます。」
裕一さんは平気で照れることを言う。

一緒に、夕食を食べ、まったりする。
ベッドへ行き、たくさんの愛撫をしてくれる。
2人の身体を絡ませ合う。
そして、繋がる。
普段から幸せだが、身体中で、裕一さんを感じらえる、
心も身体も溶けそうになる。