それから、数日後、そうたくんが話した。
「俺、1人暮らしするわ。」
「え?」
「実家には戻りたくない。けど、まぁ、これ以上、お世話になるのも申し訳ないんで。それに、バイトでだいぶお金貯まったし。親もOKくれたし。」
「そうなんだ。」
私は、なんか寂しかった。

その気持ちがなんなのかわからなかった。