目を開けると、裸のままベッドで寝ていた。
『えーっと、あっそうだ。お風呂から出て、そしたら、そうたくんが入ってきて・・・ってことは、そうたくんが運んでくれた?
裸見られた?』
恥ずかしさが込み上げてきた。

部屋のドアが開いた。
「よかった。びっくりしたよ。
 急に倒れるんだもん。」
「あっ、えっと。ごめん。ここまで運んでくれた?」
「うん。大変だったよ。」
「ごめんなさい。」
「いいよ。じゃあ。」

『あー、最悪だぁ。』
服を着て、リビングに出た。