王子様を忘れられない

学校が終わり家に帰るとお父さんとお母さんがいた


お父さんがこの時間にいるのは珍しかった



「紬、ここに座りなさい」



「なに?あらたまってどうしたの?」



「来週から仕事でフランスへ行く」


「.........え?それはあのおフランス?」


あまりの驚きでふざけることしか出来ない私にお母さんは


「そうよ、紬。急で悪いんだけどあのおフランスへ行くことになったの」



「あんなに頑張って受験勉強して入ったのにフランスには行きたくない」


「ちがうわ、紬と碧は置いてくわ
碧は今年から受験生だから」


「それで紬と碧2人で住むのも寂しいかなっと思って俺と母さんの高校の時の親友の子と住んでもらうことにした」「⋯⋯は〜!?」


「てことで紬よろしくね」


お母さんは40代とは思えないくらい可愛くウインクした