「あぁ、やっと貴方様の役に立てます。ありがとうございます、🌸様。」

貴方は暇つぶしに呼んだ悪魔に貴方様なんて呼ばれたらどう思うだろうか。

もちろん、引く。それだけだ。

🌸は呼ぶやつ間違えたと確信した。

術を解こうとする。

しかし、解けない。この悪魔が抵抗(レジスト)しているのだ。

何大抵の悪魔では自分の力に勝てないとわかっていた🌸は驚いた。

「どうしましたか、ご主人様。なぜ術を解こうとしているのでしょうか。さぁ、契約しましょう。」

さっきの抵抗(レジスト)もそうだがこの悪魔に逆らったらいけない気がする。

「はい、これで完了です。これからよろしくお願いしますね、ご主人様♪」

嬉しそうに悪魔が話す。

召喚した悪魔には名がもうあるらしいが、名が欲しいというので🔴という名をつけた。