声をかけられて、ようやく訪問者がサリーシャだと気付いたようだ。振り返ったローラの茶色い瞳は大きく見開かれた。しかし、すぐにサリーシャから逃げるようにまた窓の外に視線を戻した。
サリーシャはつられるように窓の外を見る。庭園の一画で、パトリックとセシリオが銃を持ってなにかを話しているのが見えた。きっと、パトリックに銃の使い方を教えているのだろう。
「ローラ様、お茶をしませんか?」
ローラは窓の外を眺めたまま、なにも答えなかった。
返事がないことを肯定であると前向きに捉えたサリーシャは、ローラの前のテーブルにティーカップとお菓子を並べる。そして、自らも正面の椅子に座った。
「……ないの?」
「え?」
「怒ってないの? わたくし、ひどいことをしたわ」
横を向いたままのローラは、口を一文字に結んでいる。
サリーシャはつられるように窓の外を見る。庭園の一画で、パトリックとセシリオが銃を持ってなにかを話しているのが見えた。きっと、パトリックに銃の使い方を教えているのだろう。
「ローラ様、お茶をしませんか?」
ローラは窓の外を眺めたまま、なにも答えなかった。
返事がないことを肯定であると前向きに捉えたサリーシャは、ローラの前のテーブルにティーカップとお菓子を並べる。そして、自らも正面の椅子に座った。
「……ないの?」
「え?」
「怒ってないの? わたくし、ひどいことをしたわ」
横を向いたままのローラは、口を一文字に結んでいる。



