「姉上。サリーシャは女主人として仕事をこなし始めたばかりだから、色々と教えてやってください。結婚前は姉上が色々と領主館のことをして下さっていたでしょう? 特に、領地の者達を招いた社交会なんかは姉上が嫁がれてから一度もしていないから、もう二十年近くやってない」
「ああ、確かにそうね」
メラニーはセシリオにそう言われ、納得したように頷く。セシリオの八つ年上のメラニーは現在三十七歳。嫁いだのは十九歳のときだから、今から十八年も前になるのだ。
セシリオの方を見ていたメラニーは考えごとをするように宙に視線をさ迷わせると、またセシリオとサリーシャの方を向き、おもむろに口を開いた。
「サリーシャさん。なら、プランシェ伯爵領に一度お勉強にいらっしゃらない?」
「わたくしが、プランシェ伯爵家にでございますか?」
「ああ、確かにそうね」
メラニーはセシリオにそう言われ、納得したように頷く。セシリオの八つ年上のメラニーは現在三十七歳。嫁いだのは十九歳のときだから、今から十八年も前になるのだ。
セシリオの方を見ていたメラニーは考えごとをするように宙に視線をさ迷わせると、またセシリオとサリーシャの方を向き、おもむろに口を開いた。
「サリーシャさん。なら、プランシェ伯爵領に一度お勉強にいらっしゃらない?」
「わたくしが、プランシェ伯爵家にでございますか?」



