そう言い残すと、サリーシャは軽食と飲み物が置かれた大広間と続きになっている部屋へと向かって歩き始めた。
飲み物や軽食は、大広間から続きになっている別室に用意されている。サリーシャはユリシアのために果実水を取りに行こうと、足を進めていた。
一人で移動し始めると、またしても人々に挨拶される。「サリーシャ様──」「アハマス夫人──」と次々に話し掛けられた。
「サリーシャ様、ご機嫌よう。少しお話でも──」
「ご機嫌よう。ごめんなさい、少し急いでいるの」
何度目かわからない会話をかわしてその部屋の入り口前に辿り着いたとき、サリーシャは懐かしい人影を見つけた。ユリシアとは別の、フィリップ殿下の元婚約者候補達だ。
部屋に入ってすぐのスイーツが置かれた一画で、彼女達は立ち話をしていた。サリーシャとの間には背丈ほどの大きな装花があり、こちらには気付いていない様子である。
飲み物や軽食は、大広間から続きになっている別室に用意されている。サリーシャはユリシアのために果実水を取りに行こうと、足を進めていた。
一人で移動し始めると、またしても人々に挨拶される。「サリーシャ様──」「アハマス夫人──」と次々に話し掛けられた。
「サリーシャ様、ご機嫌よう。少しお話でも──」
「ご機嫌よう。ごめんなさい、少し急いでいるの」
何度目かわからない会話をかわしてその部屋の入り口前に辿り着いたとき、サリーシャは懐かしい人影を見つけた。ユリシアとは別の、フィリップ殿下の元婚約者候補達だ。
部屋に入ってすぐのスイーツが置かれた一画で、彼女達は立ち話をしていた。サリーシャとの間には背丈ほどの大きな装花があり、こちらには気付いていない様子である。



