「劉旺の姫になってほしい」

如月君は私の目をじっと見ていった。

「姫。。?」

「そう。姫は俺たち劉旺が全力で守る女の子のこと」

そう樹君はそういった。

「もちろん、俺たちと関わる以上、危険も伴うし、何があるかわからない」

「だから、姫にして、劉旺全員で守るんだ」

そういう大和くん。

私はまだ、この状況もまだ理解できていない。それに、私にはそんな資格。。

確かに、あの日、私は如月君の手を取った。


でも、やっぱり、私は