如月君はそれだけ言って、

2階に上がり、ある部屋の扉を開けた。

そこには、昨日会った、樹くん、そして、蓮と呼ばれた男子。
そして、あと2人知らない男子がいた。

「お!統牙おせーぞ、って」

「!?」

「その子なのか?例の子ってやベーめっちゃ可愛いんだけど!」

そう言って、私の元にきた可愛い系男子を

「触んな」

そう言って如月君は剥がした。

「おい、独占力剥き出しだな統牙笑」

そういう樹君。

「ほんと瑞稀はガキだな」

「は、ガキじゃねえし。こんだけ可愛かったらあたりめーだろ」

彼はそう言った。さっきからなんの話を…