え。。誰。
「あの、、、なんですか」

「いやぁ美桜ちゃんがここにいるって聞いたからさぁ」
「俺たちも心配できたんだよねぇ」

ニヤニヤしながら近づいてくる彼ら。
そして、どんどん私のいるベッドに近づいてきた。

体が動かない。どうして、動かないの。なんで。
「誰か、、、、たすけて」
そう小さくつぶやく。これが私の精一杯だった。

「誰も来るわけないだろう?」
「今授業中だし、それに保健室の先生は今日は不在でいないんだぜ」
「残念だなぁ、誰も助けには来れない」