目が覚めると、そこは学校の保健室だった。
どうしてここに。あ、そういえば屋上で…

そう思っていると、

保健室の扉が開く音と誰か男の子っぽい声がした。そして、ガチャンという音がした。

「!?」
え、、鍵閉めた?なんのために?

すると、その声はどんどん私のいるベッドの方に近づいてきた。そして、私のいる場所のカーテンが開けられた。

そこには、私より年上の先輩2人がいた。

「ほんとにいるぜ」

「言った通りだったろ。あいつが、保健室に連れて行くの見たんだよ」

あいつらって、もしかして。さっき屋上で私のこと助けた人?